冬の保湿とルール
現役エステティシャンでコスメコンシェルジュ(R)のkanaです。
乾燥の季節、カサカサお肌に悩まされている方も多いのではないのでしょうか?
かゆみやしわの原因ともなる乾燥肌を撃退し、しっとりツヤのあるお肌を保ちたい方も多くいると思います。
そのために保湿しなくちゃいけないのはわかっているけど、具体的にどんなケアをしたらいいの…?
そこで今回は、「バスタイム」「クレンジング・洗顔」「スキンケア」「食事」「睡眠」のシーンごとに、押さえるべきポイントをチェックしましょう!
1 バスタイム
ゴシゴシ洗いはNG!たっぷりの泡で手のひらを使い優しく洗います。
ナイロンタオルなどでゴシゴシこするのは肌を傷つけ乾燥を促進してしまうだけです。
シルクやコットンのタオル、手のひらなどを使いたっぷりの泡で優しく洗いましょう。
特に皮膚の薄い胸元、手の甲、脚のすねなどは手のひらで滑らせるように洗うことを忘れずに。また、高温や長時間の入浴は乾燥対策にはおすすめしません。
入浴後は頭に上った熱が冷めることで、体はとても乾燥しやすい状態になってしまいます。
40度前後の全身浴であれば10~15分くらいでOKです。
2 クレンジング・洗顔
洗顔はぬるめのお湯で素早く!
熱いお湯でクレンジングや洗顔すると、乾燥の原因になってしまいます。
入浴中にクレンジング・洗顔を行う場合は、蒸気で肌をやわらかくし、一番最後に行うのが理想的です。
洗髪のときなども、顔に熱いお湯がかからないように気をつけてください。
また、洗顔というと「きちんと汚れを落とさなきゃ」と時間をかけてじっくり洗いがちですが、実はコレ逆効果!
肌に必要な皮脂や、セラミドなどの保湿成分まで取り除いてしまいます。
クレンジング&洗顔はなるべく短時間でさっとすませましょう。どんなに長くても2分以内が目安です。
泡はTゾーンから目の周り、頬の順にのせ、力を入れずにやさしく洗います。
朝の洗顔は、ぬるま湯で洗い流すだけでも十分ですよ!
3 スキンケア
洗顔後はすぐに化粧水&クリームなどで保湿を!
洗顔後は肌についた水分が急速に蒸発すると同時に、肌がもっとも乾燥しやすいときです。
すぐに保湿ケアを行うのがポイント!
そして洗顔後すぐに化粧水をつけたからといって、油断は禁物。
時間をあけずに続けて乳液やクリームによる保湿ケアを行わなければ、逆に水分が蒸発し肌は乾燥してしまいます。
化粧水をつけるときはコットンよりも直接手でなじませると、手のひらの温もりにより保湿力がアップします。
強いパッティングは、肌への負担になるので避けましょう。
4 食事
美肌を作る食べ物は大豆と緑黄色野菜!代謝を下げる冷水やカフェインは控えて
皮膚はタンパク質で作られているため、良質なタンパク質をしっかり摂ることが保湿力アップのカギ。
また、ビタミン群も、肌の保湿力をキープしてくれる強い味方です。
良質なタンパク質をとるためにおすすめなのが大豆。納豆や豆腐は低カロリーですので、積極的に摂りましょう。
同時に欠かせないのが、ベータカロテンなどのビタミン群を多く含む緑黄色野菜。
ベータカロテンは熱と油を加えることで吸収力がアップするため、オリーブオイルで軽く炒めたり、マリネ風にして食べてもいいですね。
冷たい水の飲み過ぎは腎臓や胃腸に負担をかけ、むくみの原因になってしまいます。
冷水だけでなく、カフェインを多く含む飲み物は体の代謝を悪くします。
代謝が悪くなると、肌のターンオーバー周期が乱れ、保湿力の低下にもつながります。
温かいハーブティや生姜茶、ノンカフェインのお茶などで水分補給するよう心掛けてみてください。
5 睡眠
寝不足は乾燥肌の大敵!!
保湿のためには、良質な睡眠をしっかり確保し、お肌のターンオーバーを整えることが大切なポイント。
お肌は就寝後3時間位で成長ホルモンが分泌されます。
その時に成長ホルモンの働きによりお肌のダメージなどが修復されますので、遅くても12時には就寝し、最低6時間以上は眠ることが理想です。
また寝る時に足元を温めたり、肌ざわりのよい寝具を使うことで、より深い上質な睡眠につながります。
寝室に加湿器を置くのが理想ですが、難しい場合は大きめのカップにお湯を入れラベンダーなどの精油を数滴たらしておいてもOKです。
まとめ
毎日の生活でちょっとずつ保湿ケアを実践し、カサカサ肌を撃退!
乾燥に負けず、弾力のあるお肌をキープしちゃいましょう。
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