ニキビのケアってどうするの?
現役エステティシャンでコスメコンシェルジュ(R)のkanaです
ニキビが出来てしまったら、一日もはやく治したい、もう出来ないようにしたい!と鏡を見るたび思いますよね。
前回はニキビの種類と対策についてご紹介しました。
今回はケア方法や予防方法、ニキビ跡のお手入れ方法などをご紹介いたします!
ニキビのケア方法
1 ストレスケア
まずは何よりストレスを溜めないことです。
ストレス社会と言われる現代、私たちは日々多くののストレスに晒されています。
生きていく上ではストレスを避ける事はできません。ノーストレスで過ごせることの方が稀だと思います。
・バスタイムを楽しむ
・好きな香りをお部屋に漂わせる
・趣味に打ち込む
・カラオケで思う存分歌う
・映画などを観て思い切り泣く
などあなただけのストレス発散方法を見つけ、なるべくストレスを溜め込まず発散・解消し上手に付き合ってください。
2 栄養バランス
生活習慣を整えること、そして栄養のバランスを整えることもニキビの改善には欠かせません。
・ビタミンB…お肌を保護し、皮脂分泌を適正に保つ効果がある。ビタミンB1とB12は神経・血液との関係が大きく、肌に必要な栄養を運ぶことに欠かせない栄養素です。
・ビタミンC…美容といえばビタミンC、というくらいお肌には欠かせない成分です。抗酸化成分であり、活性酸素から肌を守る役割を果たします。ニキビの炎症を抑え、肌の生まれ変わりをサポートしてくれるためニキビ跡にも効果的な万能成分です。
・食物繊維…便秘はニキビの原因と言われています。実際のところニキビで悩まれエステサロンに来店される方のほとんどが便秘でも悩んでいました。腸内環境の悪化は自律神経を乱すだけでなく血行不良や食欲低下につながり、肌に必要な栄養が巡らない状態になってしまいターンオーバーに周期も乱れてしまいます。
・乳酸菌…乳酸菌も腸内環境を整えるために必要な栄養素です。生きたまま腸に届くので腸内の悪玉菌とのバランスを正常化し、腸の働きをよくします。
最後に甘いものや辛いもの、脂質が多いものもニキビの原因になってしまいますので控えましょうね。
3 UVケア
紫外線による皮脂の酸化もニキビには大敵です。
紫外線に長時間さらされたお肌は炎症を起こした状態となり、お肌のターンオーバーも乱れやすくなってしまいます。
そうなると、これも角質層が厚くなり原因となり、それによって肌細胞の入れ替わるスピードも落ちるので、さらに肌の乾燥などを招くことになってしまいます。
肌が乾燥しやすくなると、それを防ごうと(バリア機能を維持じようと)皮脂を通常よりも過剰に分泌することがあります。
この皮脂の過剰分泌もニキビや吹き出物の原因となってしまい、ますます負の連鎖に陥りやすくなるので、注意が必要です。
またUVケアの際に気をつけたいのがUVケア商品そのものです。
ニキビなどで敏感になっているお肌に強い紫外線カット処方の日焼止めは逆に負担となってしまいます。
ニキビや悩む人は、
①SPF:0〜25までのもの
②PA :PA++ までのもの
③紫外線吸収剤を含んでいないもの(ノンケミカル処方)
④アルコールフリー
⑤クレンジングが必要ないもの(ウォータープルーフタイプでないもの)※オイルフリー
⑥無香料・無着色のもの
これを目安に選んでもらえれば大丈夫だと思います。
4 適切なケア
・まずはニキビに触らない、潰さない!
炎症を起こしたニキビを潰すと雑菌が入り化膿する恐れがあります。
また手には見えない雑菌がたくさんいるためニキビを悪化させる原因になりかねません。
・過度の洗顔はNG
清潔にする必要はありますが、過度の洗顔は乾燥を招き余計な皮脂が分泌されてしまうことも。
しっかり泡だて、泡を転がすように優しく洗ってください。
・油分を控えめに
油性のメイク品(リキッドファンデーションなど)、オイル美容液やクリームなどは毛穴を塞ぎやすいので控え、水分をたっぷりと与えましょう。
・刺激を与えない
化粧水をつけるときのパッティングやスクラブ、ピールング材などはニキビの刺激となり悪化してしまう可能性が高いので、ニキビがある際には控えましょう。
5 皮膚科の受診
酷い炎症や化膿、何をしても治らない時は皮膚科専門医へ相談してください。
ニキビは皮膚病の1つです。長引く場合は皮膚科専門医へ相談するのも手段の1つです。
大切なのはいかに綺麗に治すかですよ!
ニキビの予防法
ニキビはできてからは治すのが大変ですのであらかじめ予防することが大切です。
日頃からのケアを欠かさず、バリアのある正常なお肌を維持するようにしましょう!
1 基本は洗顔
摩擦や刺激は避け、余分な皮脂はしっかり洗い流すこと。洗いすぎると必要な水分・油分まで取り去ってしまうので、基本的に1日2回で十分。
洗顔後のお肌は保湿力が低下しているので保湿ケアをしっかりとしましょう!
2 ニキビ予防化粧品を使う
過剰な皮脂を抑える成分、ニキビの炎症を抑える効果のある成分や アクネ菌の殺菌や角質柔軟作用のある成分などを配合したニキビ予防化粧品を使用しましょう。
3 油分の少ないものかノンコメドジェニック化粧品を使う
油分だけがニキビのできる原因ではありませんが、アクネ菌は油分を餌にして繁殖します。
油分の少ない化粧品やアクネ菌のエサになりにくい『ノンコメドジェニック』と表示された化粧品を使う方がニキビはできにくくなります。
4 ターンオーバーの乱れを正常にする
規則正しい生活や睡眠、食生活飲み直し、正しいUVケアなどでバリア機能のある正常なお肌を作るよう心がけましょう。
5 便秘を避ける
便秘もニキビを悪化させる原因の1つと言われています。
食物繊維の多い食事や水分をしっかり摂り、トイレを我慢せず、規則正しい生活を心がけ便秘に注意しましょう。
まとめ
一度できるとなかなか治らない厄介なニキビ。
現在では様々なケア方法や予防方法がありますので、身体の中と外からしっかりアプローチして、繰り返しがちな大人ニキビをきれいに早く治しましょう!
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