日本化粧品検定に一発合格するために!
現役エステティシャンでコスメコンシェルジュ(R)のkanaです。
いよいよ今年の一回目の化粧品検定の試験日が近づいてきましたね。
今回からは化粧品検定を一回で合格するための対策ポイントなどをお伝えしていきたいと思います。
まず今回は化粧品検定のみならず、美容の一番の基礎となる皮膚構造をお伝えしていきます。
皮膚の役割
(皮膚構造の断面図は出題傾向ポイントですのできちんと確認しましょう!)
皮膚の面積は一般成人で約1・6㎡、厚さは(表皮+真皮)で約0・6〜3・0㎜、重さは体重の約16%にもなると言われ、人体最大の臓器とも呼ばれています。
【皮膚の役割】
・水分の保持
・外部からの異物の侵入を防ぐ
・発汗などで体内の体温調整
・痛みやかゆみなどで体を危険から守る
など体を外界から守るため、体の水分量を保つなど体を快適に保つための役割を果たしています。
皮膚は大きく分けると表皮・真皮・皮下組織の3つの層から成り立ってきます。
・表皮(約0・2ミリ)
目で見える一番外側の部分です。
主に化粧品を作用させることができる部分です。
・真皮(約1・8ミリ)
表皮のすぐ下にある部分で、皮膚のハリや弾力を保つ中心的な部分です。
コラーゲン繊維やエラスチン繊維などが存在する場所です。
・皮下組織
真皮の下にあり、体全体のクッションのような役割があります。
血管などもここにあります。
肌の色はこれらの層の中にある血管や脂肪、色素などで決定されます。
皮膚の仕組みと働き(出題傾向ポイント)
皮膚の表面にはきめと呼ばれるものがあります。
きめとは詳しくは皮溝と呼ばれる幅で決まります。
この皮溝の幅が狭く、浅すぎず適度な深さの皮膚はきめが細かくすべすべとしています。
反対にこの皮溝が広く深くなると皮膚表面の凹凸が目立つようになります。
通常では、年齢が若いほどきめが細かく、男性よりも女性の方がきめの細かい皮膚をしています。
また皮溝に囲まれたひし形や四角形に皮膚が高くなっているところを皮丘と呼びます。
皮溝と皮溝が交差しているところにある小さな孔(穴)を毛孔と呼び、文字通り毛の出口となっています。
また皮丘の中心部には1つずつ汗の出口となる汗孔が存在します。
まとめ
皮溝・皮丘の出来かたや毛孔の状態は一人一人性別や年齢によって全く異なってきます。
また同じ人によっても、気温や湿度、体調や紫外線、そして一日の中でも変化するので常に同じお肌の状態ということはありません。
だからこそ基本的なお肌の構造などはきちんと覚えておくましょう!
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